blah blah 日記*

blah blah blah = なになに、かくかくしかじか。 言わなくても分かることの省略音。
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2008/06/25

春樹ねこ。


昨夜、BBC Oneの「Imagine」という番組で村上春樹さんのことが取り上げられました。


imagine - haruki murakami



ご存知のように春樹ファンのわたしは、プログラムが始まる20分前にこの番組のことをたまたま知り、テレビに釘付けになってみました。テレビごと写真に撮ってみたりして↑。
プレゼンターは、Alan Yentobさん(上記写真の上段右と下段左のひと)。

村上春樹の本が好きな日本人だったら多分皆さん知っていると思われる、春樹さん自身の作家になるきっかけや物語の背景などが英語で紹介されました。
プレゼンターのアランさんが実際日本を訪れて、春樹さんの翻訳家と話をしたり。
春樹さんはメディアに出るのが嫌いな人なので、文面でインタビューに答えていたけれど、読みなれた本、文章、見慣れた場所が英語のナレーションとともに画面に映し出されて、なんだか不思議な感覚だった。

春樹さんの文体、そして社会観を大きく変えることとなった阪神大震災と東京地下鉄ガスサリン事件。
当時、わたしは原宿で働いていて、マネージャーの実家が神戸だったこと、サリン事件のとき遅番の同僚が遅刻してきて、ざわざわしていて落ち着かなかったこと、思い出しました。

春樹さんのデタッチメントとしての文体は多分「羊をめぐる冒険」までだとわたしは思っています。
その後書いた「ノルウェーの森」「ダンス・ダンス・ダンス」、そして「ねじまき鳥クロニクル」は明らかにコミットメントとしての文章スタイルだけれど、本人は日本から離れたところ(ギリシャ、イタリア、アメリカ)で書いていた。
でもこのサリン事件の後、春樹さん自身が日本という社会にコミットメントしていったんだと思います。

こういう文章の変化を背景に読み返していたところだったので、この番組で英語とはいえそういったところが見れたのはとてもよかったです。

春樹さんの作品は世界で40ヶ国語もの言語に翻訳されているとか。
わたしは春樹さんのノンフィクションのエッセイもとても好きなので、この辺もどんどん翻訳されていくといいのにな、と思います。
翻訳家だか春樹さんの自叙伝を書いた人だかが、「村上春樹の作品には日本人としてのアイデンティティーだけじゃなくて、人間としての深層心理やアイデンティティーが描かれているので、文化や慣習を超えて色々な国の人に読まれている」みたいなことを言っていて、上手に言えないけれどなんだか・・・うれしくなりました。

プログラム中、「羊をめぐる冒険」のくだりで、舞台になった北海道の小さな町のおばさんが、春樹ファンか?ときかれて「ファンかどうかっていうのは言いたくない。本を読むというのはとてもプライベートなことなので」と答えていたのがとても印象的でした。
そういわれてみれば、そうだよな、と。そういうことをさらっと主張する人が日本にいるんだな、と。


春樹さんの、「走ることについて語るときに僕の語ること」が今度英語に翻訳されて出版されるそうです。
読んでない~。
翻訳されたのも何冊か読んだけれど、やっぱり初めて読むときは日本語で読みたい!
書くことについても書いていらっしゃるようなので、とても楽しみです。


う~ん、それにしても感じたこと思ったことを文章であらわすのって本当に難しいなぁ・・・。
なんだか支離滅裂になっちゃったけれど、好きな作家が日本を飛び出して大きく取り上げられていくのはとてもうれしい、ということが言いたかった。それだけ。



この番組の前触れのように、昨日の朝いつの間にかうちにいた子↓。

neko-san (2)


掃除機のごみを外で捨てているときに開けっ放しのドアから入ってきたらしい。
普通に部屋から顔を出してて、飛び上がりました(笑)。


コメント

この番組はノーチェックでした!
あとでiPlayerで鑑賞します。
kaoさんも春樹ファンだったんですね。私もですよ~。
「羊をめぐる冒険」と「ダンス・ダンス・ダンス」が、文句なく一番好きです。
でも彼の本を全部読んだわけじゃないから、ほかにもっと心にしっくり来るのがあるのかもしれません。
エッセイももちろん好きです。
因みに夫は「ねじまき鳥クロニクル」がベストと言い切っていて、どうもイギリス人にはこの本のファンが多いように思います。
kaoさんのご主人も村上さんを読まれますか?もしそうならどの本がお好きなのでしょうか。
「走ることについて語るときに僕の語ること」の翻訳版については、ちょっと前の日記に書きました。
http://collectiblesgarden.blog40.fc2.com/blog-entry-403.html
私も、まずは日本語で読みたいです。
2008/06/26(木) 09:18:39 |URL|絢子 #66caPDxg [編集]
☆絢子さん
こんにちは。絢子さんの日記、読みました~。
時間がなくてコメントができなかったんですが、あの記事見逃しちゃっていたんですよ><。
ガーディアンは村上春樹、好きみたいですね。
何年か前にも大きく取り上げられていてうれしかったのを覚えてます。

絢子さんは「羊」と「ダンス」がお好きなんですね~!
わたしもこの二つはとても好きな本です。シークインになっているのに、文体のスタイルが変わっているのでその辺も好き。
最近の一番のお気に入りは「海辺のカフカ」かな。
ものすごく春樹さんらしい話+洗練された文体、複雑なメタファーの組み合わせ、と、何度読んでもうーんとうなってしまいます。
あ、「クロニクル」も好きですよ。
言語版は3冊なのに、英語版は1冊なのよね。
でもちゃんと春樹さんの文章に近かったけれど、やっぱり日本語はいいです。

うちのオットはほとんど本を読まないんです><。
ディスレキシアなので、コンプレックスがあるみたい。
でも付き合いだしたころ、「The Elephant Vanishes」を送って「100% Perfect girl」(だったかな)を読んでもらいました。
哀しい話だ・・・っていっていたけれど(笑)。
2008/06/26(木) 13:58:30 |URL|kao #- [編集]
私も番組見ました~。オットが発見してくれてて。
オットは、何冊か彼の本を読んでいるけれど、
彼自身の事はほとんど知らなかったので、興味
深かったそうです。

私は、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
が好きです。ここにも図書館が出てきますね。

私がいつもイメージする図書館って小学校の図書室
なの。最近の図書館ってモダンすぎてちょっと違うの
よね~。古い本の匂い、西日が差して、埃がゆっくりと
舞っているのが見えるような、そんな感じの図書館が
好きだなぁ。

久々に本が読みたくなってきた(笑)。
2008/06/26(木) 22:06:18 |URL|juncoo #bNQvwACs [編集]
☆juncooさん
うふふ、見てるかな?と思ってましたよ。
わたしもイギリス人の友達にテキストを送ってお知らせ→夜中にテキストで感想を言い合ってました(笑)。
友達も春樹さんのオートバイオグラフィーの部分が知れてよかったって言ってた。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で決定的に春樹さんの本が好きになりました。
この本での文体のスタイルは斬新+「カフカ」とか「アフターダーク」にも使われていて、やっぱりすごいなぁ・・と思います。
やみくろとか、わたしの頭の中にすごいビジュアルのイメージができているんだけれど、きっとコレを読んだ人はみんなそれぞれの「やみくろ」像があるんだろうな^^。

わたしも古い図書館、好きだなぁ。
この街の図書館はものすごく古い建物にあって、ちょっと雰囲気がありますよ~。
2008/06/28(土) 11:57:57 |URL|kao #- [編集]

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kao

Author:kao
イギリスでの日々のあれこれをブラーブラーとのんびりつぶやいています。


イギリス人オットと、2009年5月に生まれたウミ君と、2012年3月に生まれたソラ君と4人で英国中部の小さな街にて生活中。




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