blah blah 日記*

blah blah blah = なになに、かくかくしかじか。 言わなくても分かることの省略音。
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2006/11/15

ノース・ダー。

11月14日の午後2時20分、オットのママさん方のおじいちゃんが亡くなりました。

出合ったときから完璧な健康体ではなかったけれど、今年の夏、日本から帰ってきて会いに行った時に、あまりの衰弱振りにとてもショックを受けた。


その当時、おじいちゃんの家は何年も掃除されたことがなくて‘カリブの海賊’を思い出させるようなひどい有様。
あんなホコリのカーテン、自然に普通のおうちにできるなんてビックリだよ・・・。
遊びに行っても、部屋に入ったとたんわたしのゼンソクの咳が止まらなくなるくらい。
そんな部屋におじいちゃんは寝ていたのでした。

そこをママさんが掃除をして、家具を一度取っ払って、オットの親友がプラスタラーなので彼に頼んで、ぼっこぼこに壁がおっこっているのを直してもらい、わたしとオット、そしてママさんのお姉さんとで壁や天井を塗り、先月ついにリビングルームとおじいちゃんの寝ていた1階の部屋のデコレーションが終了。
おじいちゃんもホコリやカビの匂いのしない、気持ちよくて暖かい部屋で寝るようになった。


でも10月19日、おじいちゃんの78歳の誕生日にカードと写真を持って行ったら、具合がすごく悪くなってた。

後でわかったけれど(つい5日前)おじいちゃんは小さな脳溢血か脳梗塞の発作を繰り返していたらしい。
それで脳の細胞が少しずつ死んでいっていたから、どんどん混乱したり衰弱していったそうです。

それだけじゃなくて、てんかんの持病と高血圧の持病もあり、いつも強い薬を処方されていた。
そして誕生日のあと、具合が悪いままの状態が続いたためようやく往診に来てくれたドクターによると「パーキンソン-イズム」も患っていたらしい・・・。



昨日は朝からママさんとオットがおじいちゃんおばあちゃんの家に詰めて看病していたけれど、容態がどんどん変わるため救急車を2度も呼んでいた。
1度目は、血液も心電図も脈拍にも異常がなくて病院に連れて行ってもらえなかった。
2度目は、肺に水が溜まって息ができなくなっていたのをドクターが注射で水を抜き、酸素吸入を付けて処置をしてくれた。救急車で輸送中に亡くなる可能性が大きかったので、結局救急隊には帰ってもらったそうです。

容態が落ち着いたところで、オットが家で待機していたわたしを連れに戻ってきたので、作ったスープを持っておじいちゃんのうちに戻ると、息を引き取った後でした。

まるで寝ているかのようで、まだ暖かかった。

ドクターが帰った後に、ベッドを倒して心地よくしてあげたら、そのまま眠っていったそうです。
おじいちゃんの一番大切な家族ーおばあちゃんと3人の子供がそばにいるときに、おじいちゃんが手を入れたおうちで。

病院に行きたくなかったんだよね。


死亡診断書を書くためにドクターが5時半ごろ戻ってきたけれど、結局死因は特定できなかった。あんまりにも悪いところがありすぎて。
でも死因なんてもうどうでもいいんです。
おじいちゃんはもう楽になったから。
ドクターもわたしたちの意志を尊重してくれて、解剖はしないそうです。


わたしもオットも、ほかのどの孫たちよりもおじいちゃんおばあちゃんに会いに行った。
仕事があっさり決まっていたらそんなことはできなかったから、すごくラッキーだったと思う。

毎週2回、ランチを作って会いに行ったり、おばあちゃんの買い物をしたり、時にはドライブに連れて行ったり。
いつも帰るときに「ノース・ダー(ウェールズ語でおやすみなさい)」といってくれた。わたしがちゃんと発音できる数少ないウェールズ語だからね。



ノース・ダー、おじいちゃん。
安らかに眠ってね。



コメント

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/11/15(水) 17:52:45 || # [編集]
kaoさん、なんて言ったらいいのか。。。
言葉が見つからないよ。
でも、自宅で安らかに眠れておじいちゃんも幸せだと思うよ。
一杯おじいちゃん孝行したね。
ご主人の仕事が決まらなかったのもおじいちゃんがそばにいて欲しかったからかもしれないよね。
これから葬儀とかで大変だと思うので身体には気をつけてね。
2006/11/15(水) 18:20:40 |URL|foxy #- [編集]
☆妹。
ありがとう。また電話するよ。


☆foxyさん
どうもありがとう。
誰の死でも悲しいんだけれどね、ここ数ヶ月ずっとそばにいたから余計に悲しいよ。
オットもママさんもやれるだけのことはできたから、今は何とか持ちこたえているけれど、時間が経つにつれて余計に悲しくなるだろうね。
葬儀は来週だって。おばあちゃんが葬儀屋さんだから自分で取り仕切るんだって。
優しい言葉をありがとうね。
2006/11/17(金) 16:16:21 |URL|kao #- [編集]
病院に行きたくなかったおじい様の気持ちがなんだかすごく伝わりました。
自宅で家族に看取られて、きっとおじい様も安らかに眠りについたんでしょうね。
身近な人を見送るのは本当につらいですね、でもたくさん会う機会があったのはよかったですね。
おじい様のご冥福をお祈りします。
2006/11/20(月) 14:05:32 |URL|ikkiboo #- [編集]
☆Ikkibooさん
ありがとうございます。返事が遅くなってすみません。
ようやくお葬式も終わり、まだ悲しいながらもホッとしました。
誰か親しい人が亡くなった後に「あー、もっとこうしとけばよかった」とか思いたくないから、ちゃんとたくさん会って時間をすごせてよかったです。
ありがとう。
2006/11/26(日) 15:54:31 |URL|kao #- [編集]

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kao

Author:kao
イギリスでの日々のあれこれをブラーブラーとのんびりつぶやいています。


イギリス人オットと、2009年5月に生まれたウミ君と、2012年3月に生まれたソラ君と4人で英国中部の小さな街にて生活中。




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